書くということが生産から消費へと変わる時代

コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ ペーパーバックス
著者いわく大衆文化は現状のまま突き進むと危ないそうだ。超個人的なことを言わせてもらうと正直なところ文化産業がつぶれても構わないんだけどね。このごろ読むより好き勝手小説かいてる方が楽しいし。最近の書き読み量を原稿用紙に換算すると、1400枚:40枚(月あたり)ぐらいだな。

売れる恋愛物語まで後二百マイル

あほな芸術気取りはいい物語を書くのに比べたら、ヒット商品を生産するのなんて簡単だよと言うらしい。俺はまだ見たことないけどなぁ。そんなやついるんやったら一辺会ってみたいわ。
この現実重視がまかり通っている世の中では絶滅危惧種やで、ほんま。老いた風な奴が多い中で、どうしてそんな気概を持って生きていけるんか聞いてみたい。皮肉やなく、尊敬してまうわ。
まぁ、でも売れてるからあれはあんまり良くない物語だって言う奴は結構おるか。
興味深い物語が良い物語か、売れる物語が良い物語かは難しいところやもんなぁ。どっちも正当性があるもんな。

j-popとポエムの関係

j-popとポエムの違いは極めて少ないかも。ラップって親父ギャグの集大成じゃないのかよ。オレンジオレンジの2ndアルバムを聞きながら妙な突込みを入れてた。「後悔してすぐに航海」とかさ合コン、飲み会でそんなしょうもないこと言ったら引かれると思うんだけど。韻を合わせるために似たような言葉捜してるんだろうけど、それって親父ギャグの発想と一緒だろ。あれ、ってことは昔から詩は韻を合わせて作るものだったんだから、親父ギャグってのは実は詩の後継者じゃないのか。んなわけないか……
「花びらのように散りゆく中で
 夢みたいに 君に出逢えたキセキ
 愛し合って ケンカして
 色んな壁 二人で乗り越えて
 生まれ変わっても あなたのそばで 花になろう」
                        オレンジレンジ「花」より
大ヒットしてる曲にしてもさ、十代前半の女の子のポエムを男のこふうにしただけじゃねぇかよ。阿部なつみが盗作したとか言う詩だってさ、あんなの似たようなのどこにでも転がってるじゃん、ググッて見ればすぐみつかるし。
昔はポエム馬鹿にしてたけど、これだけ市民権を得て人気も出るんだったら、がんばって俺も作ってみようかな。あほらし……

新世紀革命少女りりか

全世界統一革命運動が今始まろうとしている。全世界の公民たちよ、今一致団結し全世界の遺物なる旧体制を打破するのだ。諸君の血の犠牲は、母なる大地に流れ未来の公民たちの血量となるだろう。醜い豚の顔をした資本主義者たちが作り上げたこの搾取体制を打ち破り、今こそ全公民が平等と自由の日元に集うのだ。

彼氏彼女の事情 (19)
ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)

最近カレカノに違和感を感じる。それは私が少女マンガ一般に感じる違和感と同じものかはわからないけど、十三巻以前では感じなかったものだ。
有馬篇に入って私の好みとずれていった。
少女マンガをあまり読んだ経験がないからはっきりとは言えないけれど、あのジャンル特有の癖が出てきたと思う。
私が男で、それでこの漫画が好きだったのは初期の「彼氏彼女の事情」には少女マンガ特有の癖が少なかったからだと思う。周りの男友達も同じ理由で割りとこの漫画が好きだった。
少女マンガ特有の癖が少ない少女マンガでは、他に「ハチミツとクローバー」が好きだ。
早く新刊が出てほしい。

この思いは読書経験の少なさからきているものだろう。無知なだけ……。

そして伝説は……

 青山ブックセンターが完全復活した。
 誰もがあそこを誉めまくっているようだけど、そんなにすばらしい書店なのかと思う。ちょっと持ち上げられすぎじゃないかと言いたい。
 確かに普通の書店よりは、店員の主張みたいなものが出てる気がする。しかしその主張みたいなものは本当に主張だろうかと思う。

 つげ義春岡崎京子黒田硫黄松本大洋を並べて、おすすめコミックとか言われても正直困る。彼らの漫画は面白いけど、その配列はなんもおもしろくない。ある種の人たちの間で流行っているものを並べただけだ。黒田硫黄の『セクシー ボイス アンド ロボ』が文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞した頃だった気がする。
サブカル系漫画を中心に読んでいるだけだからその辺りの例しか思いつかないど、アート系の本を中心に読んでいる人も同じことを感じたりするのではないかとおもう。(いや、思ってないか。)

セレクトショップで服を買う人が、伊勢丹ばかりに行く人を小馬鹿にしているようなイメージかなぁ、だいぶずれてる気がするけど。(伊勢丹ユニクロに変えるとまったく違うものになるしなぁ。どうしたものか。)
こんな事言ってるけど私も青山ブックセンターが好きだ。



追記:ほかの方の日記を見ていたら、苦言気味のもそこそこありました。みんなが誉めているというのは、私の妄想だったようです。どうもすいません。

僕の好きなドンたち

ドンどこドン、ドンどこドン、どんどこどん。


 どうも〜、ドンどこドンの山口智久です。ゲッツ!!
DonDokoDon」(山口智充)と間違える人が多くて困っちゃうんだよね〜。うちら和音の響きを大切にしてるからさぁ、やっぱカナ交じりの平仮名じゃないとね。