そして伝説は……
青山ブックセンターが完全復活した。
誰もがあそこを誉めまくっているようだけど、そんなにすばらしい書店なのかと思う。ちょっと持ち上げられすぎじゃないかと言いたい。
確かに普通の書店よりは、店員の主張みたいなものが出てる気がする。しかしその主張みたいなものは本当に主張だろうかと思う。
つげ義春と岡崎京子と黒田硫黄と松本大洋を並べて、おすすめコミックとか言われても正直困る。彼らの漫画は面白いけど、その配列はなんもおもしろくない。ある種の人たちの間で流行っているものを並べただけだ。黒田硫黄の『セクシー ボイス アンド ロボ』が文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞した頃だった気がする。
サブカル系漫画を中心に読んでいるだけだからその辺りの例しか思いつかないど、アート系の本を中心に読んでいる人も同じことを感じたりするのではないかとおもう。(いや、思ってないか。)
セレクトショップで服を買う人が、伊勢丹ばかりに行く人を小馬鹿にしているようなイメージかなぁ、だいぶずれてる気がするけど。(伊勢丹をユニクロに変えるとまったく違うものになるしなぁ。どうしたものか。)
こんな事言ってるけど私も青山ブックセンターが好きだ。
追記:ほかの方の日記を見ていたら、苦言気味のもそこそこありました。みんなが誉めているというのは、私の妄想だったようです。どうもすいません。